東京では食傷気味なのか、割り合い落ち着いた感があるが、今関西ではメイドカフェの開店ラッシュ。大阪・日本橋はヲタロードの界隈に立ち並び、どの店も概ね人の入りはいいらしい。
しかし、関西でのメイドカフェ一号店は日本橋ではなく、神戸に出来ていた。店の名前は「KANON」。開店当初はコスプレ関連やネット関連の雑誌で取り上げられて話題になっていた。しかし最近はせいぜい2ちゃんねるのスレと一部のサイトで細々語られるのみ。店自体もそれまでたくさんあった、今時のメイドカフェ的なイベントがごっそりなくなり、メイドカフェというよりは「コンセプトにこだわった喫茶店」といった趣きになっている。
その「KANON」のオーナーがまた新しく店を作った。だがこの店の名前がまた長い。
「お月見猫王様の不思議な銘茶館」
いまいち覚えにくいネーミング。だが、店のある界隈を見ればなんとなくうなづけてしまった。
店は神戸で三ノ宮と並び称せられる繁華街・元町の付近にあるのだが、近くにある商店街や南京町から距離を置いたビジネス街の奥まったところにある。この一角は、夜になるとビルの空きテナントを間借りしたような、まるで隠れ家さながらの小さなショットバーがあちこちで店の灯をともす。
なるほど、この店もそんなショットバー同様「隠れ家」的喫茶店なのか。そうとわかれば偉く歯噛みの悪い店名のレゾンデートルもなんとなく許容できてしまう。
さて、実際の店は、最近出来たっぽい前面ガラス張りのビルの2階にある。もちろん店に行くには階段を登っていかないとならないのだが、ふと階段の入口から見上げると、ショーウィンドウに着飾った猫が玉座に乗った姿が。なにをかくそう彼こそが「お月見猫王様」なのである。
この店の装飾や細かいディティールなどは、全て一冊の絵本から出来上がっている。その絵本は、なんと伝票のバインダー台にもなっており、メニューを待つ間絵本を読んでいることができる。読みながら店内を見回すと、いろんな発見ができるはずである。それがこの店での楽しみの一つである。
「KANON」が開店した際、他のメイドカフェと比べて上質な茶葉を数々利用したり、めずらしい中国茶を出していたりしていた。それが、この「お月見猫王様の不思議な銘茶館」ではさらにエクセレントな品揃えを見せる。カウンターに行けば後ろの棚にずらりと茶葉の入った容器(容器の名前がわからない)が置かれており、その全てを堪能できる他、茶葉を買って持ち帰ることもできる。
さて、断っておくがこの店はえらくコンセプトにこだわってはいるが、メイドカフェではない。給仕をするのもあくまで「ウェイトレス」だ。だがウェイトレスの制服は赤を基調にしたえらく凝った作りのエプロンドレスだ。過度に客に媚びを売らない落ち着いたデザインは、メイドカフェ・フリークもうならせるに違いない。
正直このまま「隠れ家カフェ」で終わらせたくないなぁと思ってしまった。だが、この店は今のところ一切メディアに露出されておらず、一部のメイドカフェ関連サイトでレポートされているのみだ。一応公式サイト(http://www.otukimi-neko.com/)はあるので、あらかたの情報はここで仕入れるといいと思う。
神戸に立ち寄った際は是非一度行ってみるといい。なお、道がわからなければ「神戸海岸通郵便局」を目印に交番やコンビニに道をたずねるといいだろう。店はその郵便局東隣のビルにある。
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そんなわけで、今回からしばらくサークル日記を執筆することになりました「EROTOPIA石榴院」の石榴舞と申します。主にオリジナルでエロ小説なぞを書いているのですが、最近ちょっとネットキャラのエロパロにも手を出しています。
当分の間、御世話になります。
最近ようやく新作含む4作品を「萌えこん」に登録させてもらいました。よろしければぜひ御購入よろしくお願いします。
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